2018年4月12日木曜日

クタばれ!税理士!!


過激な発言をして興味をひこうとしている訳ではないのですが
こんな事じゃぁ、アカン!と思いまして・・・

私にとって自分が税理士である、ということは
ある意味「ツール」です 単に

苦労して試験受けて取りましたが
このツールを利用して皆さんにお会いできて
お役に立てるかもしれないという道具を揃えたに過ぎない

そこからが大事なんだと常々思っているのですが


最近、こんな事がありました

以前から別の申告の事で繋がりを持たせていただいていた方から
その方が経営されているグループ会社2社の税務を
私に任せられないか、と昨年に打診を頂きました

喜ばしい話ですが、当然、現 税理士もおられ
しかも私の現在のキャパでは
逆にご迷惑をおかけすることになるんじゃ、と思い
お断りしました

今年になって再度、ご連絡いただき
現 税理士が辞任してしまった、と・・・
決算間際ですし、これは大変なこと

事情をよく聞いてみると
現 税理士に対して、今回の決算を最後に
新たな税理士を探そうと思う、とお伝えになられたようです

現 税理士は一旦「あぁ、そうですか」と聞き入れたようですが
「私も人間なんで!」と残り1か月の処理を投げ出して
辞任してしまったようなんです
しかも、期中に受けた税務調査の修正事項も会計処理せず

もう、私のキャパがどうのこうの言うてる場合じゃない
と思い、すぐ訪問して残る1か月分の処理から着手しました

しかし社長さんには
「今期は決算と申告をさせてもらいますが
私では心もとないと思われたら、遠慮なく言うてください
力になってくれる税理士を一緒に探しますんで」
とお伝えして

その現 税理士、いや今となっては旧 税理士にも
今までの経緯や自分の置かれている状況
様々な面から酌量されるべき事情があったんでしょう

しかし結果として招いたこの事態を考慮すると
酌量しても、まだ余りある無責任さが
その旧 税理士にはありはしませんかね

こんな事は、私の気持ちの中に留めておけば良いのですが
更に、旧 税理士から社長さんには
「普通の税理士なら資料から今期の決算はできるはず
何か質問がある際はメール・電話はお断り、書面で」
と・・・。

何故そこまで旧 税理士は心を閉ざすことになってしまったのか
当然、その社長さんは、ここまで言われても逆上することなく
受け容れて次の対応策を検討される心の持ち主です

この業界、実はこのような話は稀ではありません

しかも、このような事態であっても
特に法律で納税者を保護するような
税理士間の引継ぎ義務などは規定されていません

税理士の、つまらんプライドと程度の低さのために
守られるべき皆さんが、逆に被害を受けられている
こんな悲しい現状です

その社長さんにも申し上げましたが
同業者として心からお詫びいたします

是非、皆さんには
ご自身が日々研鑽され
やがて税理士を頼らなくともよい状況になることを
目指してください

その一人立ちまでのお手伝いをするのが税理士の役目であり
国民自らが税額を計算して申告するという
崇高な申告納税制度に資する役割じゃないかな、と思います

0 件のコメント:

コメントを投稿